疎水沿いを歩くと、
桜の花びらがはらはらと舞い降りてきて肩にとまります。
冬の寒さが厳しかった分、
春を待ちわびていたようにたくさんのつぼみをつけ、
一斉に花を開き、緑の葉を広げています。
そうした自然の移り変わりを日々感じながら、
この春の心身の大きな変化を予感していましたが、
地震による地殻変動も加わって、
今、日本中に大きな変化の波が訪れています。
心の変化は特に大きく、
私たちは心の向かう方向に従って今の世の中を創ってきましたから、
世の中全体の変化も大きく表に現れてきているようです。
原発中心の電力開発が白紙に戻ろうとしているのもその一つでしょう。
原子力発電は、ウランの核分裂の熱で
蒸気を作ってタービンを回す発電方式ですが、
発電量の2倍に相当する熱は、
大量の水を循環させて外へ捨てなければなりません。
また反応が完全に止まっても
核燃料自身が発電量の7%相当の熱を発生するので、
運転停止中でも常に冷やし続けなければなりません。
使用済みの燃料プールを水を循環させて
冷やさなければならないのも同じ理由です。
それが、一斉停電でポンプが止まり、
炉心の温度と圧力の上昇を止めることができなくなって
大事故に至ったのです。
高熱になり過ぎれば容器の底も溶けてしまうので、
最悪を避けるためにはどんなことがあっても冷却し続けることが必要です。
今も、少しでも放射能の拡散を食い止めようと
決死の覚悟で現場で立ち働いている人たちがいることは心から離れません。
詳しくは京大原子炉研究所の小出裕章さんのインタビューを参考にしてください。
http://iwakamiyasumi.com/archives/8030
http://iwakamiyasumi.com/archives/8211
福島・東海原発の設計者で現場監督の
菊池洋一さんの声もウェブに上がっています。
見えてくるのは、みんな善意で動いていること。
ぶつかり合いというのは、
善意と善意との間で何らかの違いが強調されて起こります。
一方が力で反対すれば、
一方ではそれに負けないようにと過剰な防衛がはじまる。
お互いに暴力的になり、どうしてもやり過ぎが起こる。
それは、
だめだめと口うるさく親が子どもに言い続けていると、
子どもがその禁止されたことを無意識についやってしまい、
エスカレートしていくこととよく似ています。
「それは間違いだよ」と言うことは大切なのですが、
それを理由にして「相手を責めることが、
目的とは逆の結果を生んでしまいやすい」という
心の構造を知っておく必要があります。
恐れ過ぎるのでも、また安全性を過信するのでもなく、
ありのままの現実を直視する中から問題解決への歩みが始まります。
今回の事故をきっかけに、世界中の人が
「原発とはどんな発電機なのかをよく知る」ようになることを願います。
また原発に限らず、
今の世の中の問題の全容が明らかになっていくことを期待しています。
「てあての心で」祈り、生活していくことは、
そのための具体的な方法の一つです。
積極的に肯定することの中には、
無意識にそれ意外のことの否定が含まれていて、
それも争いの原因となるのです。
争いのない生活を求めて一燈園を創った
西田天香さんの言葉の中に
「世間一切の思想に対しても肯定をあえてせず、
またもちろん否定もせず。
ただ思無邪にして任運法爾なるがごとし。」
という一節があります。
そうした生活のあり方が、
ごく普通に暮らしている私たちの中に、
芽吹き始めているように感じます。
その伸び始めた芽を、摘んでしまわないように、
そして大切に育てていけるように、
今、自分ができる最善のことを全力でなし、
そして気功協会としてできる最善のことをみなさんと共に考え、
進めていきたいと思います。
ほんとうに大切な時です。
固定化したものの見方、考え方を離れ、
心身ともに自由になり、自然に動いていきましょう。
4/19 天野泰司 記 (会報『気功生活Vol.64』より転載)
2011年04月27日
原発ゼロへの祈り 4/19@北白川
posted by あまの&じゅんこ at 23:05| Comment(0)
| てあての心で
2011年04月25日
祈りの1週間 始まりました。
もうすぐ四十九日。
きょうから、「祈りの1週間」
2回目が始まりました。
先週に、一度データが飛んで作り直した「気功生活」が完成。
印刷に出せて、大きな用事が終わり、
週末はお風呂や高槻などいってリセットし、
今朝は朝から雨と雷。
上がったら、掃除をどんどんしたくなって
手が止まらない。
3時間近まで仕事をしていましたが、
はたと1Fに下りて、座ると
体が次々と動き始めました。
こんなに首が凝っていたんだな。
自然に止まり、神棚の前で座りました。
参加している方々と、
天地とつながっていくスイッチのような場所。
天野も、ちょうど高槻で教室。
みなさんと、座っているでしょう。。
自然に終わって、事務室に上がると
クスノキの新芽が、明るく
ひのひかりに輝いていました。
始まりの日に、うれしい恵みでした。
5/1の講座「教える」まで、
毎日、3時前後。
短い時間でも、どうぞご一緒に。 (純)
おひさまと、
きょうから、「祈りの1週間」
2回目が始まりました。
先週に、一度データが飛んで作り直した「気功生活」が完成。
印刷に出せて、大きな用事が終わり、
週末はお風呂や高槻などいってリセットし、
今朝は朝から雨と雷。
上がったら、掃除をどんどんしたくなって
手が止まらない。
3時間近まで仕事をしていましたが、
はたと1Fに下りて、座ると
体が次々と動き始めました。
こんなに首が凝っていたんだな。
自然に止まり、神棚の前で座りました。
参加している方々と、
天地とつながっていくスイッチのような場所。
天野も、ちょうど高槻で教室。
みなさんと、座っているでしょう。。
自然に終わって、事務室に上がると
クスノキの新芽が、明るく
ひのひかりに輝いていました。
始まりの日に、うれしい恵みでした。
5/1の講座「教える」まで、
毎日、3時前後。
短い時間でも、どうぞご一緒に。 (純)
おひさまと、
posted by じゅんこ at 16:09| Comment(0)
| てあての心で
2011年04月21日
祈りの一週間 第2回
2011.4/25(月)〜5/1(日) 午後3時前後
3/27-4/3の期間を「祈りの一週間」として呼びかけ、
北海道、本州、四国、九州、沖縄まで
全国のみなさんと祈りを共にしました。
震災から数えて、四十九日を迎える来週。
日本各地で祈りの燈が灯り始めている今、
再び「祈りの一週間」を呼びかけます。
祈るというのは、私も相手もない
共に澄み渡っていくいのちの営みです。
そうした祈りを全国でつないでいくことは
この国全体への「てあて」となり、
被災地の自然な復興を支えていくと同時に、
自らの心も潤してくれるものになるでしょう。
ぜひご参加ください。
○ 生活の中での祈り
不要な情報をなるべく避けて心を澄ませ、
目の前にある大切なことに無心に取り組んでいきます。
○ 3時の祈り
心身をゆるめて、ぽかんとし、静かな気功や瞑想をします。
たとえば、掌をこすり、顔をなでて、胸を撫で下ろす。
体を自由にゆらして、
上から糸でぶら下がっているように、ただ、静かに座ります。
何も思わず、心も体もただ自然の流れに任せます。
そうしたひとときを、地震発生の3時前後
共に持っていきましょう。
座る方法をもう少し知りたい方は、
「てあての心で」を読んでみてください。
自分で「祈りの一週間」に参加すると決めたら
それでOK。会員用掲示板やメールなどで
お知らせいただけると嬉しいです。
それぞれの場で、どうぞ、ご一緒に。
3/27-4/3の期間を「祈りの一週間」として呼びかけ、
北海道、本州、四国、九州、沖縄まで
全国のみなさんと祈りを共にしました。
震災から数えて、四十九日を迎える来週。
日本各地で祈りの燈が灯り始めている今、
再び「祈りの一週間」を呼びかけます。
祈るというのは、私も相手もない
共に澄み渡っていくいのちの営みです。
そうした祈りを全国でつないでいくことは
この国全体への「てあて」となり、
被災地の自然な復興を支えていくと同時に、
自らの心も潤してくれるものになるでしょう。
ぜひご参加ください。
○ 生活の中での祈り
不要な情報をなるべく避けて心を澄ませ、
目の前にある大切なことに無心に取り組んでいきます。
○ 3時の祈り
心身をゆるめて、ぽかんとし、静かな気功や瞑想をします。
たとえば、掌をこすり、顔をなでて、胸を撫で下ろす。
体を自由にゆらして、
上から糸でぶら下がっているように、ただ、静かに座ります。
何も思わず、心も体もただ自然の流れに任せます。
そうしたひとときを、地震発生の3時前後
共に持っていきましょう。
座る方法をもう少し知りたい方は、
「てあての心で」を読んでみてください。
自分で「祈りの一週間」に参加すると決めたら
それでOK。会員用掲示板やメールなどで
お知らせいただけると嬉しいです。
それぞれの場で、どうぞ、ご一緒に。
posted by じゅんこ at 22:34| Comment(0)
| お知らせ
2011年04月14日
いのちの源へ還る〜眠りと健康
朝日カルチャー京都 2011/4/10 天野泰司
今、お花見がそのまま気功になっています。
桜の下で立ち止まり、ふわっと我を忘れている時。
花の下で感じているすべて。言葉以前の何か。
いのちの源に還る感じ。
それが、健康にむすびついています。
ゆっくり顔をなでていきます。
なでることは、体に「ありがとう」と言っていること。
頭を楽にし、腰をしっかりさせていきます。
「上虚下実」といって、頭が空っぽになることで
自然に腰に力が満ちてくる。
それが健康な体の状態です。
首をゆっくりなでます。
頭の中で繰り返す、不安、怒り恐怖の再生から
こうして自由になっていく。
記憶というものはなくならない。
忘れる、というのは、意識の表に出てこない状態です。
不安が出てきた時に首をゆるめることで、
空想と体の反応のつながりを断つことができます。
ゆっくり、胸をなで下ろします。
両手を重ねて、息を吐きながら。
眠りが浅い、というのは、呼吸が浅いということ。
呼吸のやわらかさを妨げているのは、
胸の筋肉の緊張/肩甲骨が固まっている/うでの緊張
などがあります。
この3つには、
・やわらかく胸の上のほうをなでます。ゆっくり、回すように。
・肩をゆっくり後ろにまわして、ほぐします。
・鎖骨のくぼみをやさしく回すようになでます。
他に、眠りを深くする方法は
・アキレス腱をなでて、しばらくじーっとてあて。
足湯や、蒸しタオルを使ってあたためるのもいいでしょう。
・目にてあて。手のひらのくぼみを、閉じた目にふんわりとあてます。
蒸しタオルを使った温湿布もよいです。
・首をゆるめる。
頭をぶら下げてふーっと息を吐く。
ゆっくり首をまわす。やさしく首をなでる。
主にサイドラインを、首の後ろから鎖骨のくぼみに向かってなでます。
眠れない、起きられないタイプの人は、
エネルギーを使い切っていない場合があります。
小さい子どもは、ぎりぎりまで「眠くない」といってがんばって遊んでいて、
急にぱたりと寝てしまいます。
「眠らなければならない」「何時間寝ないといけない」といった誤解をとき、
その上で眠りの質を高めていきます。
エネルギーを使い果たすとストンと眠れる人。
さきほどのような手段で、頭をゆるめるとよく眠れる人。
よく笑うとよく眠れる人、など人によっても違いがあります。
よく眠れた日、眠れなかった日、
自分で分析してみて、よく眠れた日のように生活を回していくのです。
「気を抜く」タイミングというものがあります。
緊急時は気を抜いてはいけない。
生死を分ける時、例えば溺れかけていた人を助けた時などは
やさしく声をかけないで、まず「大丈夫か! 」とはっとさせる。
けれど、被災地以外の人が、ゆるんでいる状態を持っていることが
全体の土台になり、
その土台の中で引き締まってがんばっていく人達が動いていける。
心を安らかに、体をゆるめていること。
春は、骨盤が開いて上がってくる季節。
つかえがあると、眠りにくいのです。
万人向けの骨盤調整法をしてみましょう。
[後頭部のてあて]=眠の法
…頭に手をあてて休んでいると、おなかが暖かくなり、
骨盤がゆるんでしなやかに動き出します。
呼吸も眠りも深くなる、とても簡単な方法です。
健康の秘訣は、動いて休むこと、そして楽しむこと。
しないといけないから動く、働かないと食べていけないから働く、
それは消極的な方法です。
自発的に動く。
自然に休む。休まないといけないから休むんじゃないんですよ。
動きたいのに縛られているんじゃなくて、
休むことを楽しむ。とことん味わうと、また動きたくなってきます。
気功では、ひとつひとつの呼吸、動作を楽しんで動きます。
そうすると、知らないうちに健康になってくるのです。
自発的に、気持ちよく動いていくこと。
ボランティアでも、一人の生活を楽しむことでも。
「こうしなきゃ」という価値観から、
「気持ちよく動く」という価値観へ。
今、世の中全体がそうした方向へ変わっていくように思います。
そうしてそれが、健康の秘訣でもあるのです。
posted by じゅんこ at 00:22| Comment(0)
| 講座記録
2011年04月06日
桜咲く
もうすぐ震災から一ヶ月。
京都の桜は、
ちょうど満開になりそうです。

(北白川銀月アパートの枝垂桜)
今週末、4/10(日)午後には、
朝日カルチャーセンター京都で
「気功と健康」講座があります。
4月のテーマは「健康の秘訣と眠りの改善」です。
会場は河原町三条、朝日会館ビル8階。
眺めの良い教室です。
震災以来ずっと抱えてきた心身の緊張をほどくのに
ちょうどよいタイミングになりそうです。
会場の近くでは、
高瀬川沿い、鴨川、京都御苑など、
それぞれ見事な桜が楽しめます。

(京都御苑の桜)
満開の桜を眺めていると、
なんだか幸せな心持ちになります。
そう。お花見は、
天然の瞑想でも、
また祈りでもあるのです。
この週末はぜひ、
京都にお越しください。
そして、心身を存分にゆるめながら
深い祈りを共にしましょう。
満開の桜とともにお待ちしています。

(高瀬川一之舟入・夜桜)
* 天野泰司 *
京都の桜は、
ちょうど満開になりそうです。
(北白川銀月アパートの枝垂桜)
今週末、4/10(日)午後には、
朝日カルチャーセンター京都で
「気功と健康」講座があります。
4月のテーマは「健康の秘訣と眠りの改善」です。
会場は河原町三条、朝日会館ビル8階。
眺めの良い教室です。
震災以来ずっと抱えてきた心身の緊張をほどくのに
ちょうどよいタイミングになりそうです。
会場の近くでは、
高瀬川沿い、鴨川、京都御苑など、
それぞれ見事な桜が楽しめます。
(京都御苑の桜)
満開の桜を眺めていると、
なんだか幸せな心持ちになります。
そう。お花見は、
天然の瞑想でも、
また祈りでもあるのです。
この週末はぜひ、
京都にお越しください。
そして、心身を存分にゆるめながら
深い祈りを共にしましょう。
満開の桜とともにお待ちしています。
(高瀬川一之舟入・夜桜)
* 天野泰司 *
posted by あまの&じゅんこ at 21:42| Comment(0)
| お知らせ